人を信頼し、社会でつながるための療育へ
おとつむぎが大切にしているのは、障がいのある子どもたちが将来、社会の中で自立して生きていける力を養うことだ。音楽療育・言語療育・学習療育の3つのアプローチを組み合わせ、子ども一人ひとりの発達段階に合わせた支援を丁寧に積み上げている。目の前の楽しさだけを追うのではなく、今身につけるべきことから逃げない関わり方を選ぶ姿勢が、この施設の療育を特徴づけている。「音や言葉をつむぎ、成長してほしい」という施設名の由来が、そのまま療育の軸になっている。
「良き療育は、必ず子どもたちの成長につながる」という言葉が、日々の支援の背景に流れている。人を信頼し、人とのつながりを感じ、人を愛せる心を育むという理念は、利他の心で行動し世界福祉への貢献を追求するという経営姿勢と表裏一体だ。
音楽療法士・言語聴覚士が関わる、本格的な専門職連携
音楽療法士が直接担当する音楽療育は、子どもの表現力を引き出す時間として機能している。言語聴覚士による発語訓練を中心とした言語療育は、話す力の土台を一段ずつ積み上げる支援だ。理学療法士など複数の専門職との密な連携により、医学的・福祉的知見を統合したアプローチが実現されており、外部アドバイザーの助言も継続的に取り入れながら支援の精度を高め続けている。1日あたりの利用人数を10名ほどに絞ることで、マンツーマンや少人数での個別療育が日常的に行われている。
「子どもが自分でできた時の顔が、この仕事のすべてだ」という声をスタッフから聞いた。少人数体制だからこそ、その瞬間を見逃さずにいられる。壁一面の大型おえかきボードをはじめ、子どもたちが自分を表現できる環境も整えられている。
ITで事務負担を削減し、子どもと向き合う時間を生む
煩雑だった手書き記録を全てPCシステムで管理できる体制に移行し、事務処理の自動化とデータのリアルタイム共有を実現した。スタッフの業務負担を削減することで生まれた「時間の余白」を、子どもたちへの直接的な関わりに充てる仕組みだ。システムは操作が平易で、入社後の研修・フォロー体制も整えているため、ブランクがある方も無理なく現場に馴染める。個人的には、この「効率化→療育の質向上」という流れを意図的に設計している点が、運営の本気度として伝わってきた。
保育士・児童発達支援管理責任者・言語聴覚士・療育ドライバーなど、採用職種が多岐にわたる点も、この施設の特徴の一つだ。ピアノが弾ける方や音楽経験者も歓迎しており、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境が整っている。
2拠点・駅近立地と、整った勤務条件
豊平区美園と白石区南郷通の2施設はいずれも地下鉄の駅から近く、南郷店は徒歩約1分という立地だ。定時退社・完全週休2日制を基本とし、賞与年2回・昇給年1回・処遇改善加算など各種手当も整備されている。服装自由・ネイルOK・備品支給という職場のオープンさは、40代の職員や子育て中のスタッフが多く活躍している環境とも重なっている。正社員・パートの選択肢があり、ライフスタイルに合わせた働き方が選べる。
「残業がほぼないのに、子どもたちとしっかり向き合えている」という感想は、利用者家族からも聞こえてくる話だという。スタッフの安定が療育の安定につながるという考え方が、この施設の人材への投資姿勢に表れている。


